欠陥住宅の多くは基礎工事がきちんとなされいなかったり、簡易的な材料を使っていたりといったことです。また、中には有害物質を使っていることもあります。一昔前によく問題視されていたのはアスベストです。新しい家に引っ越した途端、健康被害が発生したという住居人の多くはこれが原因となっています。

そんなことがないようにするためには、事前に建物の検査をすることが大事です。アスベストの検査をしてくれる専門業者があるので、利用してみるといいでしょう。もちろん費用がかかります。あまりにも高いとそう手軽に依頼することはできません。

インターネットで事前に情報を収集することをおすすめします。アスベストの検査は業者によって料金設定が異なるものの、一般的には2万円前後です。アスベストがあるかどうかといった基本的なことを調べるだけでいいのなら、この程度でできます。もっと本格的にしっかりと調べてもらいたい場合には、推定質量分析などもしなくてはなりません。

こうなってくると、もう少し上乗せされます。正式に依頼する前には見積もりを取ることが大事です。検査をする業者もいろいろあるので、悪質業者にだまされないようにしましょう。実績があるところや評判の良いところなどを選ぶと安心です。

法外な料金設定のところは悪質業者の場合が多いので、あまりにも高い見積もりを出してきたところは避けた方が無難です。建物の解体時にも検査をすることができるので、解体工事の際にも問い合わせをしてみましょう。